派遣社員の場合でも派閥とかあるのでしょうか？派遣先の会社ではどのように過ごせばいいのでしょうか？
ここでは、派遣先の会社の対人関係について見ていきましょう。仕事をする上において、複雑な対人関係の職場というのは、仕事だけでなく他の場合にも煩わされる場合が多くあり、ストレスが多くあります。仕事を派遣社員としてする場合のメリットとしては、正社員とは違っているため、職場の対人関係は気にする必要が無いと言われることがあります。しかしながら、派遣社員のメリットとしてこのようなことは当てはまりません。派遣社員として派遣先の会社において、対人関係に巻き込まれたようなケースもよくあります。また、派遣社員であるために中立的な立場をとった場合に、余計に対人関係がこじれてしまったというようなケースも耳にします。
例えば、派遣社員の人は、二つの派閥に派遣先の会社の社員が別れていることが分かったが、いずれかの片方の派閥と仲良くして、敵対視をもう片方の派閥からされないようにするために、両方の派閥からも少し距離を置く感じで対応していたそうです。その結果、両方の派閥の社員からそのうちに敬遠されるようになって、仕事もほとんど割り振ってくれなくなったそうです。仕事を割り振ってくれないにも関わらず席に座っているのみであるためメンタル的に辛くなって、対人関係も非常に冷え切ったため、派遣社員の人は契約期間が終るのを待って、再度更新しないで派遣を辞めてしまったということです。
このようなケースは、あいにく、良くない派遣先の会社に当たった場合であるとも言えます。しかしながら、多少の対人関係のこじれが派遣先の会社にあるのは、結構あることでしょう。積極的に派遣先の会社の対人関係に介入するよりは、中立的な立場をとった方がいいのははっきりしています。しかしながら、中立のつもりで自分の方がとった態度も、見方が人によっては違っていることもあるため、感じが良くないと見られてしまう場合もあるでしょう。
このようなことから、派遣社員であるからと言っても、対人関係の問題から逃れることができるということではありません。
